にんにくガーリック

元気に小説を書きます。金曜日のお昼ごろ更新の予定。このブログの内容は、特別な記載がない限りフィクションです。

【二次創作】カバレージ風創作デュエル カバまろ vs ニコル・ボーラス

【二次創作】カバレージ風創作デュエル カバまろ vs ニコル・ボーラス


 埼玉県飯能市
自然に溢れるこの街で、1頭の生き物が立ち上がる。
視線の先には金色の龍。
「カバですメエ」
誰に向けるでもなく、小さく呟く。
正午の太陽はちょうど、湾曲した角の1本で隠れていた。

 

《爆殺!! 覇悪怒楽苦》をマナチャージ。
有無を言わさぬ龍の先攻だ。

対するカバまろは初手から《ぼくらの友情パワー!》をマナチャージ。
1枚だけで光・水・自然の3色が揃う、堅実な手だ。

 

ところが龍は、ここで微かに口元を緩める。
3色カードに含まれない文明は、おそらくデッキに入っていないか、入っていても終盤の大型カードだ。
《魔弾と煉獄の印》をマナチャージ。
闇文明を使わない相手に対しては、2枚目を抱え込む必要がないのだ。

カバまろの2ターン目、《桜風妖精ステップル》でマナを増やす。
疑いようもない、順調な滑り出しだ。

 


龍の3ターン目。
《アクア・スーパーエメラル》を召喚し、手札とシールドを交換する。
どんな攻撃も届かせないぞ、と言外に伝える手。

カバまろの3ターン目、加速のおかげで使える4マナから《アクア工作員 シャミセン》で動き出す。
お互いに3枚引いて3枚捨てるが、カバまろはそれだけでは終わらない。
捨てた《一なる部隊 イワシン》の能力で追加で1枚を引いて捨てる。
このターン中に相手が3枚を引いていたので《ベニジシ・スパイダー》がリベンジ・チャンス能力で飛び出し、マナをもう1枚増やす。

 


龍の4ターン目。3体ものクリーチャーに睨まれてはいるが、
我関せずの表情で《スペルブック・チャージャー》を唱える。
《魔弾と煉獄の印》を手札に入れ、《シャミセン》を逆に利用する準備を見せた。
墓地にはこれ見よがしの《二刀龍覇グレンモルト「双」》。

 


カバまろの4ターン目、これまで2度の加速ですでに6マナを使用できる。
満を持して《サイバー・N・ワールド》を召喚する。
過去と未来を作り直して同じ条件にするが、現在だけは元のまま、
すなわちクリーチャーとマナの数がそのまま有利不利に直結する。
カバまろは《シャミセン》と《ベニジシ》で攻撃、
龍はどちらもブロックせず、2枚目にブレイクした「仕込んであった」シールドからSトリガーはなし。
そしてこのターンに「相手が3枚以上を引いていた」のでさらに2体の《ベニジシ・スパイダー》を追加し、ターン終了する。

 


龍の5ターン目。チャージャーのおかげでこちらも6マナ、
《壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ》を召喚する。
その能力でカバまろのクリーチャーはすべてパワーが1000ずつ減衰し、誰かが破壊される度に減衰量が1000ずつ大きくなる。
パワー1000の《ステップル》は直ちに破壊され、
パワー2000となった《ベニジシ》へ《スーパーエメラル》が攻撃し相打ちする。
3体が破壊されて減衰量は合計4000、残る《シャミセン》と2体の《ベニジシ》も、
そしてパワー6000の《Nワールド》も減衰量7000の前に沈黙する。

 


カバまろの5ターン目、クリーチャーこそ全滅したが、
まだ4枚の手札と7枚のマナがある。
《マスティーカ・パンツァー》を召喚し、《カナシミドミノ》をマナゾーンに追いやりターンを返す。

 


龍の6ターン目。
マナチャージをして8マナ、ここからが本番の構えだ。
2枚目の《アクア・スーパーエメラル》で手札とシールドを入れ替える。
続いて《精神を刻む者、ジェイス》を召喚。3枚を引いて、2枚を上に置きターンを返す。

 


カバまろの6ターン目、試合も佳境だ。
2枚目の《マスティーカ・パンツァー》を引いてそのまま出そうとするが、ふとした顔で踏みとどまる。
場に残るクリーチャーを使い山札の上とシールドを操作し、
龍のマナゾーンに目立つ1枚、見やすくアンタップ状態の《覇悪怒楽苦》。
偶然そうなったと考えるには、捨てきれない行動だ。
手札を入れ替える前にシールドを操作していた。
置くべきカードはすでに持っていたのだ。
だからと深読みして攻撃しないのでは勝てるものも逃す。
重要なのは何をしてから攻撃するかだ。
再び《サイバー・N・ワールド》で作り直し、《マスティーカ》で攻撃する。
山札を操作もせずに出せるクリーチャーは少なかろう。
《スーパーエメラル》でブロック。
「相手が3枚以上を引いていた」ので《ベニジシ・スパイダー》がまた1体しつこく飛び出し、ターンを返す。

 


龍の7ターン目。マナチャージをして1マナ残るよう、8マナを使い《暗黒鎧 ヘルミッション》と《凶鬼09号 ギャリベータ》を召喚。
そして《ジェイス》の攻撃。
能力により手札に戻すのは《Nワールド》、攻撃先はシールドだがSトリガーはなし。
お互い利になる
《ギャリベータ》で山札2枚を捨て1枚引く。
墓地から召喚できる《究極生命体Z》。

 


カバまろの7ターン目、マナチャージをして9マナを用意する。
《超次元ホワイトグリーン・ホール》で《勝利のプリンプリン》を呼び出す。
手札から1枚をシールドに置き、マナから1枚を回収する。
《ジェイス》の動きを止め、
回収したばかりの《強奪者 テラフォーム》を召喚。
次のターンから《サイバー・N・ワールド》とのコンボで
除去が追いつかないほどのクリーチャーを並べる構えだ。
《マスティーカ》で攻撃するが、3枚のうち1枚、仕込んだシールドは《ヘルミッション》が守る。
《ベニジシ》が破壊されこれ以上の攻撃はできず、ターンを返す。

 


龍の8ターン目。マナチャージをして10マナ。
2マナの《ブレイン・ストーム》で3枚を引き2枚を山札の上に。
そして8マナ、満を持して自分自身《ニコル・ボーラス》を召喚する。
能力によりカバまろは手札を7枚、持つ全てを捨てる。
ギャリベータで山札の2枚、不要と知る2枚を捨てて1枚を引く。

 


カバまろの8ターン目、引いた1枚の手札、
《一なる部隊 イワシン》を召喚し《テラフォーム》で攻撃する。
仕込んであったシールドは見せかけではなく《爆殺!! 覇悪怒楽苦》。
攻撃できた《プリンプリン》を、出しておいた《イワシン》を破壊され、ターンを終了する。

 


ボーラスの9ターン目。
《万里の超常 スティーブン・ジョーズ》でシールドを回復し、
《暗黒鎧 ヘルミッション》がさらに固める。
3枚目のシールドをブレイクした所で《ぼくらの友情パワー!》に阻まれターンを返す。

しかし得られた1ターンは虚しく過ぎ去り、
《魔弾と煉獄の印》からの《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が残る2枚のシールドを焼却するのだった。

 


 埼玉県飯能市において、食物連鎖の頂点として栄華を極めたカバであったが、この闘いを見ていた飯能市民たちはこの日を胸に刻み込むだろう。
「上には上がいる」と。
空位の玉座を飯能市民の人間に預け、カバまろは修行の旅に出る。
まだ見ぬ世界、まだ見ぬ強敵、そしてまだ見ぬ自らの可能性を求めて。


(このカバまろは特に濃厚なフィクションです)

 


使用デッキ
   光・水・自然 パトロン
3 一なる部隊 イワシン
4 桜風妖精ステップル
4 一撃奪取 マイパッド
4 アクア工作員 シャミセン
3 強奪者 テラフォーム
4 サイバー・N・ワールド
4 ベニジシ・スパイダー
3 マスティーカ・パンツァー
2 閃光の守護者ホーリー
3 DNA・スパーク
3 ぼくらの友情パワー!
1 ヒラメキ・プログラム
1 陰陽の舞
1 超次元ホワイトグリーン・ホール
3 勝利のプリンプリン
1 時空の霊魔シュヴァル
1 時空の花カイマン / 華獣の覚醒者アリゲーター
1 イオの伝道師ガガ・パックン
1 アルプスの使徒メリーアン
1 時空の英雄アンタッチャブル / 変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード

   水・闇・火 グリクシスコントロール
4 爆殺!! 覇悪怒楽苦
3 ブレイン・ストーム
3 アクア・スーパーエメラル
3 暗黒鎧 ヘルミッション
1 万里の超常 スティーブン・ジョーズ
3 パクリオ
2 スペルブック・チャージャー
2 精神を刻む者、ジェイス
4 凶鬼09号 ギャリベータ
4 魔弾と煉獄の印
2 英傑の精獣バアル・バララーク
1 壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ
2 ガチンコ・ジョーカー
2 二刀龍覇 グレンモルト「双」
1 ボルメテウス・ブラック・ドラゴン
1 ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
1 究極生命体Z
1 Nicol Bolas
2 凶乱の魔鎌ディスカルド / 凶乱の悪魔龍 ドクロカルド
1 熱血剣グリージーホーン / 熱血龍 リトルビッグホーン
1 二丁龍銃マルチプライ / 龍素記号 nb ライプニッツ
1 神光の龍槍ウルオヴェリア / 神光の精霊龍 ウルティマリア
1 革命槍ジャンヌミゼル / 聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル
1 熱龍爪メリケンバルク / 熱血闘場 バルク・アリーナ / 熱血龍 バリキレ・メガマッチョ
1 立体兵器龍素ランチャー / 龍素戦闘機 エウクレイデス / 龍素記号 Ad ユークリッド

詳しい解説はTCGブログにて公開してます。

http://key37me.hatenablog.jp/entry/2017/12/22/132128

 

 

非電源ゲーム『デュエル・マスターズTCG』株式会社タカラトミー
テレビアニメ『デュエル・マスターズ 2017年版』株式会社アセンション

 

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「私が作品を好き」以外での関係はありません。

この文言は二次創作作品(本小説)の読者から見て、一次創作の関係者ではないか、

といったもしもの勘違いを防ぐ目的で念のため書いたもので、

相手方からの感想やその他を無視する意図ではありません。